収納場所の確保をすることで生活導線がスムーズに

片づけをしたのにすぐに部屋が散らかることがあります。このような場合、生活導線と収納場所の位置が合っていない可能性があり、きちんとした収納場所を確保する必要が出てきます。生活導線とは家の中で人が動く道筋のことであり、大きく分けて家事と衛生、通勤通学、来客の4つの動線があります。この4つの中で一番散らかりやすいのが家事や衛生部分であり、この部分に収納場所を確保しないとスムーズな生活導線にはならなくなってしまいます。

なかなかものが片付かない場合は、片付ける場所を生活導線上に配置し、その部屋で使うものだけが収納されるようにします。リビングであるのに家族の服や私物を置いてしまうとスムーズに動くことができない他、ごちゃごちゃとした印象になります。収納場所が広くても余計なものが入っているとすぐにいっぱいになってしまい、バッグなどは部屋の中に出しっぱなしになることもあります。そのためリビングにはリビング専用の収納場所を確保するなど、一つ一つの部屋ごとに収納場所を確保することが大切になってきます。もしリビングにいる時間が長く家族が集まる機会が多い場合は、家族の分の収納ボックスを用意し、入れるようにすると片付けやすくなりますし、床の掃除もしやすくなります。なおリビングの場合、生活導線を考えると通行スペースは60cmほどとなります。ソファの前にテーブルを置く際には60cm以上は難しいため、少なくても30cmから50cmほどはあけることが望ましいです。

収納場所を確保する場合、出し入れしやすいようにするのが基本であり、少ないアクションで行える仕組みを考えなくてはなりません。自分だけのルールで収納してしまうと、他の家族に分かりにくく、結局は散らかる原因となるので、場所を確保した後は家族と話し合いをすると良いです。子供が小さい時はあえて見せる収納にすると、子供自身も片づけを行うようになります。また収納場所は常に満杯にせず、3割程度は空のスペースを作ることもポイントです。収納が足りなくなってきたと感じた場合は収納場所を増やすよりも、中に入っているものを片付けるようにします。

生活導線がスムーズであると家事がしやすくなり、家の中が片付くメリットがあります。家を新たに建てる場合はそれぞれの部屋に一つは収納場所を作るようにすると、すっきりとした部屋を作ることができるほか、掃除がしやすくなりほこりがたまりにくくなります。